贔屓目とは重々承知

朝っぱらから夫婦そろって「K太のオメメは綺麗だね~」「まつげくるるんだね~」「おめめウルウルだね~綺麗だね~」と息子にデレデレしていたまころんです。


先だって、6歳未満の男の子がドナーになった移植手術。
ご家族は、子供が見るはずだったたくさんの景色、知るはずだったこと、いろんな経験、失ってしまった未来を、彼が救うことの出来る相手に託したかったのかもしれません。
本当に移植というのは重たい選択です。レシピエント達には、貪欲に生きていって欲しいです。どこかの引きこもりたちのようにダラダラと時間をわまぁその人の人生なので誰にも指図などできないけれど。

自分のことなら、人の命を頂いて、神の領域に踏み込んだ治療をしてまで生きながらえようとは思わない。
でももし子供が、移植を受けなければ助からないような病気になったら、なにがなんでも助けて欲しいと思うでしょう。
まだこんなに小さいのに、まだ友達さえもいないのに、美味しい食べ物や綺麗な景色も、何も知らないのに。せめて大人になるまで待って欲しいと願ってしまうでしょう。
でも、かといってもし助からないことが分かっていて、誰かのためにからだを下さいといわれても、間違いなく拒否すると思う。
この子の両親は、すごい・・・。

子供の目はほんとに綺麗です 一点の曇りもないという言葉は、このためにあるように思う
抱っこすれば小さなおててで一生懸命おっぱいにしがみついて、添い寝すればまだ短い足を無我夢中で動かしてぴったりくっついてくる。
ぽんぽんのお腹はいろんな音がしてなでると気持ちよさそうだし、とくとくとくとくと早い鼓動はまだ会う前からずっと聴いてる。
ちょっと前までお腹の中にいたはずなのに今はもう何回りも大きくなって、どう頑張っても押し込めそうにない、毎日どんどん育っていく子供。
それにメスを入れて、切り刻んで、バラバラにして、誰かに上げて、もうだくことも出来ないような空っぽの「有機物」になって戻されるだなんて、とても耐えられない。
それでたくさんの人が助かるのだとしても、そんな水知らずの人たちが生き延びたって、たった一人の大切な子供が帰ってこないなら、綺麗な体のまま、最後のお別れまで抱きしめていたい。
5体満足のまま空に還して、またきれいに元気にどこかで生まれ変わってくれることを祈りたい。

自分はしないくせに、人からは求めるなんてわがまま極まりないのはわかってる。
でも、「命のリレー」なんて綺麗な名前で読んだって、「死」を代償としていることには変わりない。
こればっかりは、誰も強制できないし、どんな判断をしたとしても家族以外がどうこういう権利はないと思う。
募金と同じで、水知らずの他人のために出来ることは、自分の痛みが耐えられる程度か、それによってつらくとも大きな喜びの得られることに限られると思う。
切ない気持ちと、誰かに託すことでつなぐ未来への希望を計りにかけたときにどちらが重いかは、他人には決められない。

だからせめて授乳がおわったら献血に行きます。
子供が学校に上がるくらい大きくなった時に健康なら、骨髄バンクに登録もしてみようかなと思います。
これだって、誰かの命につながることだもの。


名前も知らない男の子・・・生まれ変わっていつかまた、ママとパパのところへ戻ってこられるといいですね。
今度はずっとずっと一緒に、大きくなって、子供を育てて、ママとパパが逝くときには支えになってあげられると、いいですね。

2012.06.18 | | コメント(0) | トラックバック(1) | あれこれ



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プロフィール

まころん

Author:まころん
職業:なんちゃって主婦(実態はニート!?)
住所:北海道
年齢:33歳
趣味:手抜き料理,ドライブ,お散歩,カフェめぐり,湯めぐり,DVD鑑賞(海外ドラマ・映画)
苦手:家事全般特に整理整頓,論理的思考,お金の計算,カメムシ,生臭い食べ物特に海産物

最近ますます偏屈な気分屋の夫、悩み多くも優しさに溢れる自閉症スペクトラムの5歳息子、わがままで怒りん坊ながら愛嬌たっぷりの3歳娘と共に過ごす日々。
道央帰ってきたらやっぱりラーメンは醤油に回帰。
最近の悩みはなかなかバイトが決まらないことと、高止まりの体重。

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